複数の人気アプリが「Google Now」と連携するようになった。Google Nowは、「Google」アプリに含まれるパーソナルアシスタント機能。今回、40本のアプリが提供する特別なカードが利用できるようになった。新しいカードは、米国時間1月30日からダッシュボードに表示され始めている。
Google Nowダッシュボードでは、スポーツの試合結果、株価、天気などの情報がこれまでも表示されていたが、今後は端末上にインストールされた特定のアプリから提供されるカードも表示されるようになる。これにより、役立つ情報を表示することや、通常はアプリを開かなければできない操作を簡単に実行することができる。
例えば、新しい「Airbnb」カードは、次の旅行におすすめのリストを表示したり、特定の日時で空き部屋リストを検索済みの場合は、物件の予約をリマインドしたりする。「Instacart」カードを使用すると、食料品を手軽に再注文でき、「Lyft」カードを使用すると、Googleアプリで設定した自宅住所までの配車を手配することができる。
特に興味深いのは、「Walgreens」のカードだ。このカードは、ポイントカードのバーコードを表示するもので、「iOS」の「Passbook」によく似ている。Passbookでは既に、店舗が発行するポイントカードを保存することができる。
Googleは、計40本のアプリと提携して、これらの特別なカードをGoogle Nowダッシュボードに追加した。この中には、Airbnb、Instacart、「Runtastic」、Lyft、「Mint」「Hootsuite」「Kayak」「Ford」などがある。Googleのウェブサイトで全アプリを確認することができる。これらのアプリが「Android」搭載スマートフォンかタブレットにインストール済みの場合は、カードは適宜、自動的に表示される。各アプリのカードは、Googleの設定でいつでも表示をオフにすることができる。これらのカードは、今後数週間のうちにGoogleアプリに表示されるようになる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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