東芝と東芝ライフスタイルは1月29日、北米におけるテレビ事業について自社開発、販売を終息し、台湾コンパルへの東芝ブランド供与へ移行すると発表した。コンパルへの東芝ブランド供与は3月を予定する。
東芝グループでは、北米市場において高付加価値商品を投入する一方、プラットフォームの絞り込みやコスト削減、人員の最適配置などによる損益改善を実施してきた。しかし価格競争の継続やグローバルでのテレビ市場伸長率の停滞などにより事業環境は悪化、事業を見直すことにしたとしている。
同社では、北米以外の海外テレビ事業についても、自社開発、販売を終息し、東芝ブランド供与へ移行することで第三者と協議しており、4月を目標に内容の具体化を進めていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」