Facebookも、トルコで問題に直面するソーシャルメディア企業の1社となった。トルコ裁判所の命令に従い、Facebookは預言者ムハンマドを侮辱しているとみなされるページを閲覧禁止にしたという。The New York Times(NYT)が米国時間1月26日、事情を直接知る同社の従業員の話として報じた。
トルコ裁判所は25日、命令に従わない場合、Facebookのサイト全体をアクセス禁止にすると警告した。この裁判所命令は、検察官の要請を受けて発せられた。
Facebookは、TwitterやGoogleといった他の企業も経験した難しい状況に直面している。発展途上国市場で既に高い人気を集めるFacebookは、世界規模で成長を遂げるために、新興国市場で事業を拡大する必要がある。しかし、トルコなどの新興国では、インターネット上でアクセス可能な内容が政府の管理下にあるために課題が生じる。
Facebookは裁判所命令に反論するよりも、命令発行から24時間以内に対象ページ(ページ数は不明)を閲覧禁止にしたという。Mashableが、本件に詳しいある匿名情報筋の話として報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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