Appleが、中国政府による検査要求を受け入れたという。Beijing Newsが現地時間1月21日に報じたところによると、これにより、中国政府はネットワークの安全性評価を同社製品に対して実施することが可能になるという。
中国国家インターネット情報弁公室の報道官がBeijing Newsに述べたところによると、Appleは、同社製品にセキュリティ上の問題がないかについて検査を可能にするために、中国政府と全面的に協力すると約束したという。この報道官は、2014年12月に米国でCook氏と同局室長のLu Wei氏が会合した際に同席している。
同報道官によると、Lu氏はCook氏に対し、中国がAppleにとって最大の市場であり、同国はテクノロジ大手企業らに対して門戸を開放する用意があると述べたという。ただし、前提条件として、「iPhone」「iPad」「Mac」などの製品が、ユーザー情報の安全とプライバシー、さらに国家の安全を確保するものでなければならないとしている。
Cook氏は、Appleがこうした検査を促進するよう協力することに合意したと、同報道官は明らかにした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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