NTT東、防災とボランティア週間に公衆Wi-Fi「光ステーション」の体験利用を実施

 NTT東日本は1月9日、“防災とボランティア週間”に合わせて同社の公衆無線LANアクセスポイントサービス「光ステーション」を体験利用できるようにすると発表した。期間は1月15日9時から1月21日17時までの1週間。

 同社では、大規模災害の発生時に光ステーションの時間制限を解除し、被災者や帰宅困難者がスマートフォンなどをWi-Fiに接続して「災害用伝言板(web171)」などでの安否情報の確認や情報収集ができるようにしている。アクセスポイントは東日本エリア内に約5万1000カ所設置されているという。

 体験を希望するユーザーは、光ステーションを設置している店舗や施設などで、スマートフォンをSSID「0000FLETS-PORTAL」に接続。ブラウザを起動して体験利用のバナーをタップすることでインターネットを利用できる。1度に接続できる時間は最大30分で、それを超えると再接続が必要となるが、複数回の利用も可能とのこと。

 なお“防災とボランティア週間”は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに国が創設したもの。災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動についての認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることを目的にしている。NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズの3社ではこの期間、災害発生時の安否確認手段として運用している「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」の体験利用を実施する。

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