日本航空(JAL)とNTT東日本は6月16日、世界26地域向けに展開しているJAL海外地区サイトにおいて、NTT東日本の「光ステーション」で利用できる無料Wi-FiサービスのIDとパスワードの提供を開始した。航空会社がNTT東日本と提携してIDとパスワードをオンライン上で提供するのは初めてとなるという。
JALでは、海外の各都市から日本行きの航空券を購入した外国人向けに、NTT東日本の公衆無線LANアクセスポイントサービス「光ステーション」に14日間無料で接続できるIDとパスワードを提供する。従来、外国人観光客向けの無料Wi-Fiを利用するには、訪日後に観光案内所などで接続用のIDとパスワードを記載したカードを受け取る必要があったが、接続に必要な情報をオンラインで提供することにより利便性を高めたいとしている。
総務省の調査によると、訪日外国人観光客の約5割が無料Wi-Fiサービスの利用を希望しており、空港や駅、コンビニエンスストアなどでは無料Wi-Fi環境の整備が進んでいるという。両社は今回の取り組みで訪日需要の創出と外国人観光客の利便性向上に貢献したい考えだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス