コーニングは米国時間1月6日、液晶テレビの薄型化に貢献するガラス基板「Corming Iris Glass」(Iris Glass)を発表した。優れた光透過率を実現し、スマートフォンレベルまでのスリムボディを可能にするという。「2015 International CES」にて参考出品している。
Corming Iris Glassは、エッジライト方式の液晶テレビ向けガラス導光板として開発されたもの。バックライトの光を一定方向に伝播するために用いられる部品だ。
従来、導光板には光透過率の点からプラスチックが採用されていたが、プラスチックの剛性不足を補うため、追加の構造部品を組み込まなくてはならず、それにより重量とスペースが必要になっていた。
今回、光透過率の高いIris Glassを開発することで、剛性も確保しつつ、10mm厚未満のテレビ設計をすることが可能になったとのこと。熱膨張率もプラスチックよりも90%低いため、額縁部分の幅を狭め、デザイン性も高められるとしている。
2015 International CESの会場では、堺ディスプレイプロダクトと協力した70インチ超薄型液晶モジュールのプロトタイプを展示。解像度は4Kになる。
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