Lenovoは、新しい「Yoga」シリーズのタブレットとノートPCをラスベガスで開催のCESで発表した。今回発表されたYogaシリーズの製品としては、「Yoga Tablet 2」や「ThinkPad Yoga」などがある。
Yoga Tablet 2は、「Windows 8.1」とIPS方式のHD画面(解像度1920×1080)の8インチ端末である。Intelのクアッドコアプロセッサ「Atom」(1.86GHz)を搭載し、2GバイトのRAMと32Gバイトのストレージを装備する。重量は0.94ポンド(約426g)で、バッテリ持続時間は15時間。
この新しいYogaタブレットには、他のどのタブレットにもない不思議な機能がある。「AnyPen Technology」とLenovoが名づけるこの機能によって、画面上に書き込むことが可能だ。この技術の不思議な点は、通常のスタイラスには対応せず、導電性ディスプレイに記録するには従来の鉛筆やボールペンを使う必要があるという点である。
デジタル入力を行うには画面上に書き込まなければならないというのを奇妙に感じる読者は多いだろう。指を使うよりもその方が正確であるため、ディスプレイ上に書き込むためのより良い手段であるとLenovoは主張している。
Lenovo Yoga Tablet 2は、米国において2015年1月に発売予定で、価格は299ドルから。
ThinkPad Yogaは、3つのサイズで企業向けに提供される。12.5、14、15.6インチのすべてのディスプレイサイズで、Windows 8.1を活用するためのタッチオプションを装備する。
ThinkPad YogaシリーズのすべてのノートPCに、最大で1TバイトのHDDまたは256GバイトのSSDをストレージとして装備することができる。企業のニーズに対応して、メモリは最大8Gバイト装備可能だ。プロセッサは、Intelの「Core i5」または「Core i7」(第5世代)。14インチと15インチモデルには、NVIDIA製ディスクリートグラフィックスを搭載することができる。
15インチのThinkPad Yogaには3Dカメラのオプションがあり、物体を3Dプリント用に3Dスキャンすることができる。
ThinkPad Yogaの価格は12インチモデルが999ドルから、14インチと15インチモデルが1199ドルから。発売予定は、12インチと15インチモデルが、米国において2015年2月、14インチモデルは5月となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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