Hewlett-Packard(HP)は米国時間1月5日、バーチャルリアリティディスプレイ「HP Zvr」を発表した。アプリケーションの種類が増えてくれば、企業や教育分野での利用が考えられる。
HPはHP Zvrを「本物のホログラフィックな視界」に向けた取り組みと位置づけており、実験用途としては、コンテンツの操作、カエルの解剖、心臓検査、建築などが想定されている。
家電見本市「CES 2015」でHPはHP Zvrを含む複数のディスプレイを発表、この中には他社と同様4Kと5KのUltra HD機種が含まれている。Ultra HD画面が主流になってきており、HPは4Kディスプレイ「Z27s」「Z24s」、5Kディスプレイ「Z27q」を披露した。このほか、画面が曲がった曲面型ディスプレイとして「HP Z34c」「HP ENVY 34c」「HP EliteDisplay S270c」「HP Pavilion 27c」も発表した。曲面型ディスプレイは視覚効果と音響に優れるだけでなく、生産性にもメリットが見込まれている。
しかし長期的な影響を考えると、バーチャルリアリティディスプレイのHP Zvrは一考に値する。HP Zvrはヘッドセットとスタイラス付属で、業務用途でさまざまな可能性を持つ。HP ZvrでHPは、没入型バーチャルリアリティ技術のzSpaceと提携している。HPは仮想と物理の両方の世界の橋渡しをするという大きなテーマを掲げており、zSpaceの技術を幅広く流通させることができる。
以下がHP Zvrの特徴だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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