タカラトミーのカードゲーム大会参加者の個人情報が紛失--USBメモリに暗号化せず保存

 タカラトミーと小学館集英社プロダクションは1月5日、カードゲーム大会イベント「デュエル・マスターズ全国大会2014デュエマ甲子園」における参加者の個人情報が入ったUSBメモリを紛失していたと公表した。

 2014年12月23日に京都市勧業館(みやこめっせ)にて開催した同イベントの関西大会にて該当するUSBメモリを紛失したことが、イベント翌日の24日に運営協力会社であるエスピーブレインの社員の報告により発覚したという。

 紛失したUSBメモリに含まれる個人情報は、同大会の全国店舗予選でエリア代表決定戦の出場権を獲得した参加者で該当件数は2888件。氏名、年齢、電話番号、学年、性別、大会参加店舗情報が含まれているという。

 紛失発覚後に各所の探索を行ったものの、発見までは至ってないという。また個人情報漏えいについての調査も専門会社を通じて行っているが、現時点では漏えいの事実は確認してないとしている。なお、USBメモリに保存する個人情報データを暗号化するルールとなっていたが、今回の件については、エスピーブレイン側で暗号化せずにUSBメモリに保存したとしている。

 両社では、再発防止策を速やかに検討・実施するとともに、該当する参加者をすべて特定し、2014年12月30日の段階でおわびの手紙を送付したとしている。

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