[ブックレビュー]“考える力”を伸ばす--「思考を広げる まとめる 深める技術」

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中経出版
詳細:単行本 / 191ページ / KADOKAWA/中経出版 / 価格:1404円 / 著者:太田 薫正 / 発売日:2014/05/28 / 外形寸法 (H×W×D):18.6cm×12.8cm×1.8cm / 重量:0.3kg
内容:考える力を身につけるにはどうすればいいか考えたことはあるだろうか。本書はマッキンゼーで学んだことをベースに、思考を広げ、まとめ、深める技術を紹介している。いつもと違う頭の使い方ができるようになる1冊。
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 本書のタイトルにあるように「思考」を広げて、まとめ、深められるようになるには、ある程度の訓練が必要だ。その点において、この一連の動作ができるようになることを「技術」と言っていい。しかしその技術を習える場はあまりなく、それを教えられる人も少ない。そこで本書の出番だ。

 とにかくさまざまジャンルの例題が並ぶ。「知人のリストを作る」などの簡単なものから、「緑茶の新製品のアイデアを考える」、「外国語学習の要素を考える」など、課題のタイトルだけを見たら、何の本なのか分からなくなるほどだ。個々の課題は独立しているので、気になる課題を取りあげて取り組むこともできるが、思考の訓練という意味では、最初から順番に取り組むのが、やはり良さそうだ。なぜなら、自分が普段思い付きもしない分野の課題に取り組むことで、いつもと違う頭の使い方を強いられることになり、それがそのまま訓練になるからだ。

 思考を広げることは誰しも普段からやっているかもしれないが、その視点を変えてまとめたり、さまざまな側面から考えたりすることは、案外やっていないものだ。たとえば、新企画を考えたり、プレゼン資料を作ったり、仕事をしていれば誰でも取り組む可能性があることに応用できる。

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