KDDIは、航空機の中でインターネット通信が可能となる航空機向けインマルサット衛星通信サービス「インマルサットSB (スウィフトブロードバンド)」の法人向けの提供を12月26日に開始すると発表した。
このサービスは、衛星通信と航空機内に設置する専用端末を利用することで、飛行中の航空機内でも音声通話とデータ通信をグローバルで利用できるようにするもの。赤道上空約3万6000kmにあるインマルサット第4世代衛星を利用することで、従来サービス「インマルサットエアロ」に比べて約7倍となる最大432kbpsのデータ通信や、音声通話とデータ通信の同時利用が可能になるという。
これにより、機内の乗客は飛行中でも地上宛てに電話をかけたり、写真などのデータ送受信ができるようになるほか、航空会社は機内でWi-Fi環境を構築することで、乗客向けにインターネットサービスを提供できるようになるとしている。
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