Appleは、同社の新しいスマートウォッチについて、潜在顧客の興味をより多く引きたいならば、同製品に関する情報をもっと公開する必要がある。Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏が述べた。
米国の「iPhone」ユーザー968名にMunster氏が調査したところ、わずか7%が「Apple Watch」の購入を計画していると回答した。この数値は、2014年9月の8%、2013年(同製品が発表される1年前)9月の10%から減少している。
Munster氏は米国時間12月21日遅く、投資家向けレポートにおいて、3カ月前の「iPhone 6」発売時に同端末購入のために並んでいた顧客386名のうち34%がApple Watch購入に興味を示していたことを明らかにした。しかし、同氏は、これらの人たちがアーリーアダプターであり、iPhoneユーザー全体を本当の意味で代表していないととらえている。
Munster氏は、Apple Watchに対する反応が今のところ「控えめ」なのは、同製品に関するより多くの情報を消費者が待っている結果だと考えていると述べる。どのような目玉機能があるのか?どのようなアプリが利用可能なのか?Munster氏は、同製品の発売が迫るにつれて、Appleがこれらの質問などに答えることで消費者の興味と需要を増すことを期待している。
しかし、Munster氏は、Appleが同ウォッチの詳細を明らかにしたとしても、「最初の年における販売は落ち着いたものになる」と考えている。全体として、Munster氏は、Apple Watchが2015年におけるAppleの売上高を約2%押し上げると予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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