グラモは、スマートフォンで家電を操作できる「iRemocon」の新機種「iRemocon Wi-Fi」をAmazon.co.jpで発売した。価格は税抜2万741円で、アプリ内有料機能を利用する場合には月額300円がかかる。今後、全国の量販店で順次発売する予定。
iRemoconは、家電のリモコン信号を学習させることにより、自宅や外出先からスマートフォンを使って家電をコントロールできる製品。
今回発売したiRemocon Wi-Fiでは、従来のiRemoconの機能である、赤外線リモコン対応機器の遠隔操作をはじめとする全機能に加え、Wi-Fiコンバータ機能、Wi-Fiリピータ機能、センサ機能(温度・湿度・照度)を搭載した。部屋のカビやダニ、ウィルスなどの発生リスクを環境イメージマップに表示し、一目で確認できるという。
iRemoconを無線中継機として使うことで、Wi-Fiの到達範囲を拡張可能。また、コンバータ機能を使って有線LANをテレビなどに接続し、iRemocon経由でWi-Fiネットワークに接続できる。音声認識機能、外出先からの操作機能、GPS連動操作機能もあるが、これは冒頭で述べた月額課金が必要だ。
なお同製品はNTT西日本との協業により、イニシャル費用がかからない月額レンタルモデルのサービス「iRemocon for フレッツ」として8月から提供されており、今回の製品は“売り切り版”の位置づけとなる。
今後、iRemocon Wi-FiのAPIを企業/一般ユーザー向けに公開する予定。公開時期は決定次第、メルマガ会員に通知するとしている。
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