Starbucksの顧客は米国で、まだ店舗に到着しないうちに、あらかじめ「iPhone」で注文と支払いを済ませられるようになる。
「Mobile Order & Pay」と呼ばれるこの新プログラムは、すでに米国時間12月3日からオレゴン州ポートランドで試験的に実施されている。Starbucksによると、この機能は2015年から米国で全国展開される予定だという。
スマートフォンを使って出先での買い物の支払いをする機能については、「Apple Pay」の導入に伴って話題に上る機会が急増している。Appleのモバイルペイメントシステムは、「iPhone 6」から店舗での買い物の支払いができるというものだ。しかし、Starbucksはこのコンセプトをさらに一歩進めて、カフェラッテなりクランベリーマフィンなりの注文と支払いを、すべてiPhoneで済ませられるようにした。店に到着した時には、もう注文の品はすっかり準備が整い、引き取りを待つばかりになっている。
この機能がサポートするのは、現時点でiPhoneのみだが、Starbucksは2015年にこのサービスを全米で展開する際には、「Android」バージョンも提供することを約束している。すでにiPhoneを持っているのであれば、StarbucksのiOSアプリをインストールして、得意客向けのサービスプログラム「My Starbucks Rewards」に登録するだけだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス