配車サービスのUberは米国時間12月4日、計12億ドルの資金を新たに調達したと発表した。今回の資金調達ラウンドでの同社の評価額は350億ドル~400億ドルとされている。Uberの資金がすぐに枯渇してしまうことはないだろう。
2009年に創設されたUberは、50カ国の250を超える都市で事業を展開しており、今後も事業を急速に拡大していくと述べている。今回新たに調達した資金は、アジア太平洋地域の新しい市場への進出に使われる予定だ。
Uberは豊富な資金力を持つ一方、悪評に対処する必要もあった。配車サービス分野のライバルであるLyftやタクシー会社に対する競争戦略や規制当局への挑戦的な態度が原因で、Uberは悪評を買った。この数週間、同社は特に大きな困難に直面している。Uberの幹部の1人であるEmil Michael氏が100万ドルを使って「Uberに批判的なメディア関係者のスキャンダルを発掘」したいと話した、とBuzzFeedが報じたからだ。BuzzFeedの別のジャーナリストは、Uberのニューヨーク担当ゼネラルマネージャーに無断で追跡されたと報じた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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