電通と電通テックは12月2日、デジタルテクノロジを駆使したノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」を開始したことを発表した。第1弾として、タレントのマツコ・デラックスさんをモデルにした等身大アンドロイド「マツコロイド」を、エーラボとナチュラルエイトの2社と共同開発した。
マツコロイドは、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩教授(エーラボ技術顧問)の監修のもと誕生した。マツコ・デラックスさん本人の忠実なアンドロイドを目指し、頭からつま先にいたる全身を型取りし、表情やしぐさ、癖なども研究した上でリアルに再現しているという。
電通は11月、社内に「電通ロボット推進センター」を立ち上げており、今回の「デジタレ」も、新たなコミュニケーションコンテンツの開発に向けた同社グループならではのプロジェクトだと説明する。マツコロイドは、アンドロイドタレントとしてデビューした後、テレビ番組のほかイベントやCMでの出演を予定しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス