Googleの新たな主力スマートフォン「Nexus 6」が、修理のしやすさで、まずまずの評価を獲得した。モバイル端末修理用工具の販売と修理難易度の評価を手がけるiFixitは、「Nexus 6」の修理しやすさを10点満点中7点と評価した(10点が最も修理しやすいことを表す)。
マイナス評価を受けたのは、Nexus 6のいくつかのコンポーネントがマザーボードにはんだ付けされており、取り外しができない点だ。ただし、接着剤やクリップを使用しておらず、そのことが修理中に破損する可能性を少なくしている。また、使用されているねじは1種類であるため、修理が容易になっている。その結果、iFixitは、カメラ、ボタン、さらにはヘッドホンジャックのいずれかの部品が故障した場合に、交換が容易にできるはずだとしている。
iFixitがNexus 6を分解したところ、コンポーネントの製造元が明らかになった。3GバイトのオンボードRAMにSK Hynix、内部プロセッサにQualcommの「Snapdragon 805」が使用されている。また、同端末のモデムおよび電源管理コンポーネントもQualcomm製だ。そのほか、32Gバイトのフラッシュストレージは、SanDiskが供給している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」