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米連邦保安局、航空機を使って米国で携帯電話の通信傍受か

Seth Rosenblatt (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 福岡洋一 (ガリレオ)2014年11月17日 10時17分
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 米国では人混みの中で携帯電話を使うと米連邦保安局に盗聴されるかもしれない。The Wall Street Journal(WSJ)の報道によると、頭上を飛ぶ飛行機に取り付けられた特殊なボックスを通じて盗聴が行われているという。この装置は通常の通信相手だと携帯電話に思い込ませ、あらゆる情報を無線で送信させる。罪のない米国人たちも誰もが一様に自分の情報を収集されてしまう。

 米CNETは、連邦保安局が所属する米司法省にコメントを求めたが、記事執筆時点で回答は得られていない。

 このプログラムは、ここ数年で詳細が明らかになった米政府による多くの監視プログラムの1つにすぎない。最もよく知られているのは米国家安全保障局(NSA)による監視活動で、内部告発者のEdward Snowden氏がリークした文書によると、膨大な数の米国市民に関するデータが広く収集されていたとされる。

 どちらのプログラムも、表向きは犯罪容疑者の追跡を目的としているが、監視活動の過程で善良な米国市民に関する情報が取得されているという。政治家、権利擁護団体、活動家らは、そこまで広範に情報を収集する法的権利が政府に与えられているわけではないと述べ、そもそも政府がそのような権利を持つべきかどうかについても議論している。

 WSJの報道によると、この取り組みは2007年から存在し、少なくとも5つの大都市の空港から運用されており、米国の大部分をカバーできるという。重要な機能として、この装置は特定の容疑者に関係のない情報を破棄しているようだ。また、容疑者の所在を9フィート(約3m)の範囲まで特定できる機能もあるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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