ソフトバンクモバイルは11月14日、ウェアラブル端末の活用についての実証実験を、福井県立恐竜博物館で2015年1月中旬に実施すると発表した。
この実証実験は、ウェアラブル端末関連産業の育成を目的とする福井県の「ふくいe-オフィスプロジェクト補助金(ウェアラブル関連実証実験支援分)活用事業者募集」にソフトバンクモバイルの企画が採択されたことを受けて実施するもの。
福井県立恐竜博物館の館内において、メガネ型端末「Google Glass」や腕時計型端末を用いて、AR(拡張現実)によって恐竜の映像を表示したり、画像認識や位置情報を活用した展示の解説、館内のナビゲーション、ウェアラブル端末を探知機に見立てた探索体験などを行ったりすることで、ウェアラブル端末が新しいサービスや付加価値を生み出す可能性について検証するという。
なお実験には、iBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework」によって開発されたサービスプラットフォームと、ウェアラブル端末などで撮影した画像とクラウドや端末内に登録した画像データを照合して物体の名称や詳細情報を画面に表示するNECの画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」を活用するとのこと。
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