米Spheroは、スマートフォンで操作できる玩具ロボット「Ollie(オリー)」の販売を国内でも開始した。ロボティックボール「Sphero 2.0(スフィロ)」の兄弟モデルだ。
Ollieは横長のチューブ型デザインで、秒速6mのハイスピードで動くことを最大の特長とする。ボール型のSphero 2.0(秒速2m)と比べて約3倍のスピードになった。スピンやドラフト、ジャンプ、フリップなどの動作ができるほか、別売のカスタムタイヤを使ってカスタマイズも可能。見た目を変えられるだけでなく、速度をアップしたり、異なるドライブ感を味わったりできる。Bluetooth制御ができるジャンプ台も開発中とのことだ。
対応OSはiOSとAndroidで、端末をOllieに近づけるとBluetooth LE接続ができる。一度接続すると、アプリ画面に触れながらさまざまな操作ができる。筐体にはポリカーボネートを使用し、激しい動きにも耐えられる作りだ。ただし、Sphero 2.0と異なり、防水機能はない。発表の際には、体験できるコーナーが設けられた。実際に試してみたところ、かなりスピードが出るので、操作に失敗してうっかりぶつかると衝撃も大きい。しかし、ジャンプしたり、回転したりとこれまでにない動きは見ているだけでも楽しい。
価格は税別1万1851円で、オンラインではAmazon.co.jpやApple Store、Softbank SELECTIONで購入できるほか、店頭ではソフトバンク銀座、表参道、Apple Storeで販売する。今後は、家電量販店などでも展開する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」