バッテリユニットは新設計になり、底面のドアをスライドして開くだけでバッテリパックをスロットに収納できるようになった。そのため、バッテリ交換はかなり簡単になったが、新しいバッテリ設計が必要になった。陰謀論的な見方をするなら、GoProは1個20ドルの新しいバッテリと新しい充電器を買わせようとしているのかもしれない(ただし、Blue Nookはすでに非OEMの「Wasabi」パックを販売している)。
左側面には、Micro-HDMIポートとMini-USBポート、64GBまでのカードに対応するmicroSDスロットがある。これらを保護する取り外し可能なカバーが付いているが、すぐになくしてしまいそうだ。Mini-USBポートは、充電のほか、microSDカードからコンテンツを転送するときに使用し、オプションの3.5mmステレオマイクケーブルを使えば外部マイクを取り付けることもできる。また、タッチスクリーンの横のHEROポートにはGoProの「Battery BacPac」を取り付けることができるが、そうするとスクリーンが遮られてしまう。
ボタンの配置はこれまでと同じだが、右側面のWi-Fi起動ボタンが「Hilight Tag」になった。何時間分もの長さの動画から最高の一瞬を見つけ出すという作業は、退屈になることもある。HERO4での撮影中に、最高の一瞬が訪れた直後にこのボタンを押せば、その位置にタグが挿入され、後からGoProの無料モバイルアプリや「GoPro Studio」デスクトップソフトウェアで再生するときに、その位置を簡単に見つけることができる。同様の機能を搭載したアクションカメラはこれが初めてではないが、歓迎すべき新機能だ。
撮影していないときにこのボタンを押すと、設定メニューが開く。旧モデルのメニューは雑然としていたが、新しいメニューは現在のモードを認識するようになり、少し使いやすくなった。つまり、動画撮影モードのときにこの設定ボタンを押せば、動画の設定オプションだけが表示されるということだ。
解像度、フレームレート、その他の撮影オプションが非常に多いことを考えると、これでメニュー選択がだいぶ楽になる。しかも、Wi-Fiを起動するには別の設定モードに移動する必要があるので、バッグの中で誤ってWi-Fiが起動してバッテリを消費する心配もなくなるだろう。
背面の1.5インチタッチスクリーンでも、モードと設定を変更することができる。右からスワイプするだけでモードを選択でき、下から上にスワイプすればモード設定の変更が可能だ。
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