楽天がCtoCフリマアプリ事業に参入することがわかった。近日中に正式に発表し、iOSとAndroidで提供を開始すると見られる。詳細について、楽天の広報担当者から回答は得られなかった。
11月7日に公開されたティザーサイトでは、新サービスを始めることと「ラクマ」という名前のみが明らかになっていた。
楽天では過去に、CtoCオークションサービス「楽天フリマ」を展開していたが、2005年のオークション事業再編にともない「楽天オークション」に移行した。
フリマアプリは「メルカリ」や「Fril」などを中心として市場が拡大している。ダウンロード数は、メルカリが11月6日時点で600万件あまり、Frilが10月29日時点で200万件あまり。
メルカリは3月に約14億5000万円、10月に約23億6000万円を、Frilを運営するFablicは9月に約10億円を調達。2社ともテレビプロモーションなどを実施し、ユーザー数の拡大を図っている。
楽天のようにもともとEC事業を展開する企業では、ヤフーが先行して「ClooShe(クロシェ)」という女性向けフリマアプリを提供している。
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