Opera Softwareは、「iPhone」および「iPad」向けの最新版「Opera Mini」を発表した。データ転送時の問題を軽減するデータ圧縮機能が組み込まれている。
AppleのモバイルOS向けの「Opera Mini 9 for iOS」では、「Rocket Optimizer」技術を搭載している。これは、Operaが2013年に買収したビデオおよびデータ圧縮技術企業Skyfireから取り入れた技術だ。この最適化技術により、動画はよりコンパクトな形式へと再圧縮されるため、ユーザーは月間データ使用量の上限をあまり気にする必要がない。
Operaは、新たな厳しい競争に対処するため、自社のブラウザラインアップの大幅な見直しを行っているところだ。同社のブラウザ「Opera Coast」のiOS版は、簡素化された新しいインターフェースになっている。そして、同ブラウザの「Android」「OS X」「Linux」「Windows」版では、「Chrome」が採用しているGoogleのブラウザエンジン「Blink」を使用するよう変更されている。こうした変更は、主にOperaの「Presto」エンジンの終わりを意味するものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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