新しくなった「Gmail」アプリが「Google Play」で近く正式にリリースされる。Gmail以外のアカウントもサポートする。刷新された「Android」版Gmailアプリは、機能とデザインの両面でさまざまなアップデートを提供する。「Android 5.0 Lollipop」のリリースを間近に控えたGoogleは、「Material Design」をGmailアプリでも採用している。
デザイン面での注目すべき変更点には、受信箱の上部に濃淡のない赤色のバーが追加されたことや、電子メール閲覧へのアプローチが変更されたことなどが含まれる。新アプリでは、薄い灰色のボックスが排除され、よりきめ細かい灰色のフォントテキストが白色の背景に表示されるようになった。未読の電子メールはこれまで通り太字で表示される。
Googleは上部のパネルもすっきりとしたデザインに変更し、設定アイコンと新規電子メール作成アイコンを右上から排除したので、現在残っているのは検索アイコンだけだ。設定はナビゲーションパネルに移動し、ユーザーの「Google+」写真のドロップダウンメニューとして統合された。一方、電子メール作成は、白色のペンが描かれた赤色のフローティングアイコンとして、画面下部に移動した。新アプリでは、「Starred」「Important」「 Sent」「Outbox」「Drafts」の新アイコンもナビゲーションパネルに追加されている。
新しいGmailアプリでは、IMAP/POPやExchangeをサポートするあらゆる電子メールを追加できるようになったので、ユーザーはYahooやOutlook.comなどのアカウントを追加することが可能だ。今回のアップデートにより、Android標準の電子メールアプリを使って非Gmailアカウントを管理する必要がなくなったので、Gmailは事実上、Androidのデファクトスタンダード電子メールアプリになった。
新しいGmailアプリは数日以内にGoogle Playストアで公開されるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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