Lenovoが、Google傘下のMotorola Mobilityの買収を完了した。29億1000万ドルで買収契約が成立していた。Lenovoは米国時間10月30日の発表で、取引が完了し、製品ポートフォリオにMotorolaブランドが追加されたことで、同社は「世界第3位のスマートフォンメーカー」になったと述べた。
LenovoはMotorola Mobilityを29億1000万ドルで買収することを2014年1月に発表した。Googleがわずか2年前に、125億ドルでMotorola Mobilityを買収したことを考えると、破格の買収金額だった。発表時にGoogleは、Motorola Mobility買収で獲得した特許の「大半」を保有し続けると述べたが、Lenovoは特許のライセンス供与を受ける。
取引完了により、「Moto X」「Moto G」「Moto E」「DROID」シリーズなどのMotorola Mobilityのスマートフォンと、残りの2000件を超える特許、多数の特許クロスライセンス契約が譲渡される。
Motorolaは、Lenovoの完全子会社となり、従業員3500人のほぼ全員を継続して雇用し、引き続きシカゴに本社を置く予定だ。
譲渡完了時の買収金額は総額約29億1000万ドルで、うち約6億6000万ドルは現金で、7億5000万ドルはLenovoの株式5億1910万7215株で支払われた。残りの15億ドルは期間3年の約束手形で支払われる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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