「Apple I」は史上初の量販向けPCであり、パーソナルコンピューティングの時代の草分けとなったマシンだ。Apple IはSteve Wozniak氏とSteve Jobs氏が開発し、Jobs氏の実家のガレージで組み立てられ、製造されたのはわずか数百台だった。米国時間10月22日、ニューヨークのBonhamsで開催されたHistory of Scienceのオークションで、最初に製造された50台のApple Iのうちの1台(今も稼働する15台程度のうちの1台でもある)が、ヘンリー・フォード博物館の米国の歴史展示室に落札された。落札価格はなんと75万ドルだ。
ミシガン州ディアボーンにあるヘンリー・フォード博物館の館長Patricia Mooradian氏は、「ヘンリー・フォード博物館のArchive of American Innovationの収蔵品を収集する際にわれわれが注目するのは、その品物が、アメリカ文化とそれらを生み出した偉大なイノベーターたちの大切なストーリーを伝える力をいかに高めてくれるかという点だ」と述べた。
新たに購入したApple Iはヘンリー・フォード博物館に納品され次第、同博物館内で展示される予定だ。日取りは後日発表されることになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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