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iPadシリーズの刷新、iMac/Mac miniのアップデートまとめ--松村太郎のApple一気読み

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 10月14日~10月20日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。

「iPad Air 2/iPad mini 3」やRetina搭載「iMac」登場--アップルイベントまとめ
「iPad Air 2/iPad mini 3」やRetina搭載「iMac」登場--アップルイベントまとめ

 Appleは10月16日に新製品発表会を開き、iPadシリーズの刷新と、5K表示に対応するRetinaディスプレイを備えたiMac、そしてMac miniのアップデートを行った。加えて、iCloudフォトライブラリーやApple PayをサポートするiOS 8.1と、iOSのようなクリアでカラフルなデザインを採用したMac向けOS X Yosemiteをそれぞれリリースした。Yosemiteは16日から、iOS 8.1は10月20日からそれぞれ無償でダウンロードできる。

 今回の発表を踏まえながら、1週間のニュースを振り返っていこう。

Retina搭載「MacBook Air」、今週のイベントでは登場しない可能性(10/14)
アップル「iPad」「Mac」イベントまであとわずか--発表内容を直前予想(10/15)
次期「iPad」に期待する機能--アップル特別イベントを前に考える(10/16)
アップル、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」の写真を誤って公開(10/16)
「iPad Air 2/iPad mini 3」やRetina搭載「iMac」登場--アップルイベントまとめ(10/17)
「iPad」新製品や「Mac」など発表--数字で見るアップルこれまでの実績(10/17)

iPad Air 2、iPad mini 3をリリース

 Appleは2013年に発表した薄型の9.7インチタブレット、iPad Airをさらに薄くした新モデルとなるiPad Air 2をリリースした。6.1mmの薄さにゴールドの新色を追加し、第2世代となる64ビットプロセッサA8Xの搭載、指紋認証センサのTouch IDを備えるなど、着実な進化を遂げている。

 スマートフォンではiPhone 6とiPhone 6 Plusで、競合するAndroidスマートフォンにスペック面で追いつき、iPadは引き続きハイエンドタブレットを牽引する役割を担い続けている。そしてiPhoneにもiPadにも強力なアプリラインアップが存在し、デバイスをより魅力的にしている。

 7.9インチのiPad miniは「iPad mini 3」としてアップデートした。こちらはTouch IDの搭載、ゴールドの追加など小幅な変更にとどまっている。これまで販売されてきたiPad mini Retinaディスプレイモデルは「iPad mini 2」と名称が改められ、初代「iPad mini」とともに併売されることになった。

 特に新興市場では7インチクラスのタブレットに人気がある。iPad miniを249ドルから、iPad mini 2を299ドルから、iPad mini 3を399ドルから、3つのバリエーションを揃えて幅広いニーズを拾っていこうとしていることがうかがえる。

 iPad Air 2、iPad mini 3のセルラーモデルには、「Apple SIM」が搭載されている。これは1枚のSIMで複数の携帯電話会社のネットワークを利用できる仕組みで、米国のAT&T/Sprint/T-Mobile、英国EEで利用可能だ。

「iPad Air 2」と「iPad mini 3」を写真で見る--「TouchID」を搭載した新タブレット(10/17)
「iPad Air 2」のスペックを「Nexus 9」「GALAXY Tab S」と比較(10/17)
「iPad Air 2」の第一印象--さらに薄型軽量化された新旗艦タブレット(10/18)
新型「iPad」、1枚でキャリア乗り換え可能な「Apple SIM」に対応--米英で利用可能に(10/18)

iMac Retina 5Kディスプレイモデル、Mac miniをリリース

 AppleはiPhone/iPadのRetina化を進めており、現在販売されているデバイスでRetinaディスプレイに対応していないのは、2012年に登場し、併売が続けられている初代iPad miniのみとなった。一方のMacは、2012年にリリースされたMacBook Pro 15インチと、MacBook Pro 13インチの2機種に留まっている。

 ハイエンドノートに続いて2014年秋に登場したRetinaモデルはiMacだった。27インチのiMacをRetinaディスプレイ化し、5120×2880ピクセルの解像度を実現した。モデル名には「Retina 5Kディスプレイ」とあるように、次世代の高解像度テレビである4Kを通り越した5Kの表示を実現する。

 これにより、4K映像を拡大縮小なく表示しながら、余った画面領域で編集作業を進めることができるようになった。5Kディスプレイを搭載したオールインワンコンピュータは、日本では25万8800円(税抜)で販売されるが、4Kディスプレイ単体の価格の多くと同等か、それより安い。

 またMac miniも2年ぶりに刷新された。米国での価格は100ドル値下げされ、499ドルから。日本では5万2800円から購入できる。

 最も安いモデルではiMacやMacBook Air 11インチなどの最も安いモデルに搭載されているCore i5 1.4GHzを搭載しており、筆者が同等のプロセッサを搭載したモデルを使用した感想としては、OS Xの動作や簡単なビデオ編集も快適に行えた。しかし、2年前には選択できたクアッドコアモデルは、今回用意されていない。

「Retina 5K」ディスプレイ搭載「iMac」が登場--アップル、27インチ新モデルを発表(10/17)
アップル、国内でも27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル--25万8800円から(10/17)
「Retina 5K」ディスプレイ搭載「iMac」と「Mac mini」--写真で見るアップルの新デスクトップ(10/17)
「Mac mini」、2年ぶりにアップデート--499ドルから(10/17)
アップル、2年ぶりの「Mac mini」--国内では5万2800円から(10/17)

OS X Yosemiteリリース

 アップルは、iPhone/iPadなどのiOSデバイスとMac OSの連携を強化している。今回のYosemiteでは、iPhoneで書きかけのメールをMacで引き継いだり、Macで見ていたウェブページをiPadで開いたりでき、Appleデバイス間での体験の継続性を実現している。

「OS X Yosemite」が正式リリース--無料提供を開始(10/17)
「OS X Yosemite」を画像で見る--アップル最新デスクトップOSの機能(10/17)
アップル、「OS X」など7製品で144件の脆弱性を修正(10/18)

iOS 8.1をリリース

 iOS 8の初版やこれまでのアップデート版は、様々な機能が使えなかったり、不具合があったりするバージョンだった。

 iOS 8.1ではこれらの問題を修正するとともに、iCloud Photo LibraryやApple Payなどの機能を使えるようにした。Apple Payが利用できるのは、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air 2、iPad mini 3といった、Touch IDを搭載する2014年リリースのモデルに限られ、店頭決済はiPhone 6、iPhone 6 Plusのみとなる。

「Apple Pay」のスタッフ向け研修文書が流出か--設定の詳細など記載(10/14)
「iOS 8.1」、米国時間10月20日に提供開始--カメラロールも復活へ(10/17)
「iOS 8.1」で新たに提供される機能--画像で見る発表内容(10/17)
「Apple Pay」、米国で10月20日にサービス開始へ(10/17)
「iOS 8.1」の新機能--間もなく公開のアップデートとは(10/18)

その他

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