アップル「iPad」「Mac」イベントまであとわずか--発表内容を直前予想 - (page 3)

Shara Tibken (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年10月15日 07時30分

 iPad Airはより薄型で軽量になる可能性もある。

 登場が疑わしいものとしては、「iPad Pro」と呼ばれる画面のより大きなiPadがある。同デバイスについて、市場専門家は12.9インチ画面が搭載される可能性を考えているが、発表は恐らく2015年までないだろう。

 Appleの7.9インチタブレット「iPad mini」は、小規模なアップデートをいくつか受ける可能性がある。しかし、多くの関心が注がれるのは、より大きなデバイスになるだろう。Apple製iPadが抱える問題の一部は、消費者が小型タブレットをファブレットと呼ばれる製品と置き換えていることから来ている。ファブレットは、主に電話とタブレットを組み合わせた製品だ。

 Appleは同社初のファブレットとして5.5インチのiPhone 6 Plusを9月に発表している。アナリストの一部は、消費者が同製品をiPad miniの代わりに選ぶと考えている。「Phone 6 Plusは、タブレットの領域にほぼ踏み込んでおり、iPad miniの需要に(中略)インパクトを与える可能性がある」とCreative StrategiesのアナリストTim Bajarin氏は述べている。

ようやくアップデートを受けるMac

Appleは新型iMacコンピュータを発表するかもしれない。
Appleは新型iMacコンピュータを発表するかもしれない。
提供:CNET

 AppleのMac事業は、同社のモバイルビジネスほど大きくない(もしくは魅力的でない)かもしれない。しかし、Appleにとって依然として重要事項だ。AppleでMacが生み出す売上高は全体の15%よりも小さいが、同デバイスはAppleの製品群を具体化する手助けをしており、ますますモバイル製品と連携するよう開発されている。

 Appleは7月、Macの販売台数が6月28日締めの四半期において18%増加の440万台に達したことを発表した。Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏は、Macが同社決算全体を押し上げ、他のPCメーカーが弱い一部地域で強い売り上げを見せたと述べている。

 Appleは、直近の四半期決算をまだ発表していないが、調査会社IDCは先週、Appleが第3四半期(暦年)の世界PC販売で第5位になったと述べている。Appleは過去数年、非常に小規模な市場シェアを占めるにとどまっていたが、「MacBook Air」などのようにその洗練されたデザインでユーザーを魅了している。

 Appleは2014年、高性能な「Mac Pro」を発表した。また、同社は「Retina Display」を様々な「MacBook」に搭載し続けている。しかし、一方で一部デバイスが数年にわたりアップデートされないままとなっている。

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