ソフトバンク、「超小型モビリティ」貸出サービスを奈良県で展開へ

井指啓吾 (編集部)2014年10月02日 06時30分

 ソフトバンクモバイルと明日香村地域振興公社は、奈良県高市郡明日香村、同郡高取町および橿原市において、タブレットを搭載した超小型モビリティ(1~2人乗り程度の電動車両)のレンタルサービス事業「MICHIMO(ミチモ)」を2015年春に開始する。


貸し出す超小型モビリティ

 MICHIMOでは、近鉄飛鳥駅前に営業所を設け、飛鳥地域を訪れる観光客にタブレットを搭載した超小型モビリティを交通手段として貸し出す。用意する超小型モビリティは、MICHIMOオリジナルラッピングを施したNISSAN New Mobility Concept。料金は1日(午前9時から午後6時まで)税抜8000円。

 タブレットには、カーナビゲーションとして飛鳥地域の観光ルートを案内する専用のアプリケーション「MICHIMOナビ」を搭載。歩行時に名勝や史跡などの観光スポットについて音声で解説する機能を備えるという。プレオープン時には9台の超小型モビリティを用意し、正式オープン時には17台を揃える予定としている。

 またソフトバンクモバイルは、充電・認証システム「ユビ電」を超小型モビリティの充電インフラとして提供する。飛鳥駅を拠点として村内に複数の充電場所を設置し、利用者がユビ電のマークのあるコンセントを自由に使える環境を整えるという。

 “MICHIMO”という名称には、「飛鳥の『道』をモビリティで巡り、『未知』なる体験に出会い、心も体も『満ち』ていただきたい」という思いを込めているそうだ。

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