米国時間9月24日に「iOS 8.0.1」の撤回を決断したAppleは現在、ユーザーらに対して同OSをバージョン8.0に戻すよう勧めている。
Appleは、「iOS 8」のアップデートを再びリリースする意向だ。iOS 8.0.1適用後、主に新機種の「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」において携帯電話サービスが利用できなくなったり、「Touch ID」の指紋認証が機能しなくなるという報告が多数寄せられたことを受けて、同社は25日、同アップデートを撤回していた。
問題は、1つの国や特定のネットワークに限定されるものではなく、米国、英国、オーストラリアの通信ネットワークを利用するiPhone 6に影響したようだった。
Appleは現在、この問題に対するアドバイザリを掲載しており、影響を受けたユーザーらに対して、手順に従うことを求めている。
Appleのアドバイザリには、「iPhone 6またはiPhone 6 Plusを所有し、iOS 8.0.1にアップデートした後に携帯電話サービスとTouch ID機能が利用できない状態にあるユーザーに対する回避策を用意した」と記されている。
「この問題を修正する『iOS 8.0.2』を現在準備中であり、準備が整い次第、今後数日間のうちにリリースする予定である」と同アドバイザリには書かれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」