ソニーは9月25日、「ウォークマン」とヘッドホンの新製品を発表した。ウォークマンに最小、最軽量のハイレゾ対応「ウォークマン A」シリーズを追加したほか、ヘッドホンは発売した7モデル中の6モデルがハイレゾ再生対応機となっている。
ソニーの業務執行役員SVP ビデオ&サウンド事業本部本部長の高木一郎氏は、ハイレゾ元年と位置づけた2013年を「業界に顕著な変化をもたらせた」とし、ハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX1」が好調に推移したなどの市況を説明。2014年は「オーディオの転機」とし、ハイレゾで音楽を持ち出す環境を提案していくという。
発表されたのは、ハイレゾ対応ウォークマンの「A」シリーズ、防水性能を備えたヘッドホン型の「ウォークマン W」、Bluetooth機能を強化した「ウォークマン S」の3モデル。ヘッドホンは、フラッグシップモデルの「MDR-Z7」と「XBA-Z5」、40mmのHDドライバユニットを搭載したオーバーヘッドタイプのヘッドホン「MDR-1A」とUSB DACを内蔵した「MDR-1ADAC」、ダイナミックドライバとバランスドアーマチュアドライバを搭載したハイブリッドタイプのインナーイヤー型ヘッドホン「XBA-A3/A2/A1」になる。
ソニーでは、2014年を「ハイレゾ普及加速の年」として、「ソニーは、ハイレゾ」というシンプルなキャッチフレーズを採用。人々の周りにあるオーディオ商品を全部ハイレゾに変えていきたいとしている。
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