ソニーは9月25日、40mmのHDドライバユニットを搭載したオーバーヘッドタイプのヘッドホン「MDR-1A」(想定税別価格:2万8000円前後)を発表した。合わせてUSB DACを内蔵したヘッドホン「MDR-1ADAC」(同:3万7000円前後)もラインアップする。
MDR-1Aは、ロングセラーモデルとなった「MDR-1R」の後継機。音質、デザイン、装着性の3つの要素をバランス良く取り込んだMDR-1シリーズの最新モデルになる。
ドライバには、100kHzの高域再生を実現した新開発の「広帯域再生40mmHDドライバー」を搭載。液晶ポリマーフィルム振動板にアルミニウムをコーティングした「アルミニウムコートLCP振動板」や4芯構造などにより、高音質再生を実現するとしている。
立体縫製を採用した「エルゴノミック立体縫製イヤーパッド」により頭部の凸凹にフィットし、装着感を向上。イヤーパッドが内側に倒れこむ「エンフォールディングストラクチャー」により、音漏れを抑え、重低音域をあますところなく再生する。ケーブルは脱着式で、重量は約225g。ボディカラーはブラックとシルバーの2色を用意する。
MDR-1ADACは、MDR-1AにUSB DACを内蔵したヘッドホンだ。USBオーディオと接続すれば、非同期方式を採用し、最大192kHz/24bitのPCM音源やDSDフォーマット(PCMに変換)に対応する。
本体にはフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。各デジタル接続ケーブルも付属し、デジタル接続を実現する。重量は約300gになる。
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