ある計測データによると、Appleの新しい「iOS 8」は現在、「iOS」搭載端末の半分近くにインストールされている。
Appleは米国時間9月22日、「App Store Distribution」ページを更新し、iOS 8が46%、「iOS 7」が49%、それ以前のバージョンが計5%のシェアを占めることを示した。しかし、この数字は前日の日曜、21日に「App Store」にアクセスした端末のみを計測したものだ。そのため、計測から漏れるiOS端末が一定の割合で存在する。
このデータをどう判断するのがベストか。いくつか考慮に入れるべき点を以下に挙げる。
iOS 8にアップグレードするユーザーは、同最新版を利用するのに必ずしもApp Storeを訪れる必要はない。しかし、開発者の多くは、iOS 8の新機能を取り入れるためにアプリをアップデートしているため、ユーザーは、アップデートされたアプリをダウンロードするのにApp Storeを訪れる必要がある。またこの週末に新型「iPhone」を手に入れた消費者も、新しいアプリをダウンロードするため、いそいそとApp Storeを訪れたかもしれない。
モバイル広告プラットフォームのTapjoyは18日、リリースから18時間後のiOS 8の適用率が6%にとどまったと報告した。これに対し、「iOS 7」のリリース18時間後の適用率は12%だったという。また分析企業のChitikaも、リリース24時間後の北米での適用率は、iOS 7が18.2%だったのに対し、iOS 8は7.3%にとどまったと述べている。
しかしもちろん、この週末に最新スマートフォン「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」が発売されたことで、iOS 8の適用も進んでいる。分析企業のMixpanelによると、23日午前の時点で、iOS 8の適用率は18日の14%から32%に上昇している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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