Appleが2014年10月下旬に、「iPad」シリーズの新製品発表を計画しているとのうわさが引き続き広がっている。ただ、予想されるイベントでどのモデルが発表されるのかについては、いまだ不透明な部分がある。
The Daily Dotは米国時間9月17日付けの記事で、Appleが10月21日にイベントを開催し、「OS X Yosemite」の最新版と併せて、新しい「iPad mini」と「iPad Air」を発表すると報じた。一方、Commercial Timesは、現地時間9月23日付けの記事で、10月に予想されるイベントで登場するのは、新型のiPad Airのみになるとしている。同記事によると、次世代のiPad miniの投入は2015年初めになる可能性があり、続く2015年第2四半期には、現行の2モデルより大型の画面を搭載するとうわさされるデバイス「iPad Pro」が登場するという。
Appleが、「iPhone」に次ぐ稼ぎ頭であるiPadの販売を強化する可能性は大いにある。2014年7月発表の決算で、Appleはまたしても期待外れなiPadの販売実績を報告した。前四半期から2期連続で販売台数が低下し、再びアナリストの予測を下回ったのだ。それでも最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は、Appleは「タブレット市場の将来について、きわめて楽観的だ」と述べて、こうしたiPadの販売動向を擁護している。
10月下旬にiPadの発表イベントが行われるとの予想は、確度が高いものになりそうだ。Appleによる過去2回の新型iPadの発表は、2013年10月22日火曜日と2012年10月23日火曜日に行われている。そして、うわさされる2014年10月21日もやはり火曜日だ。
この件について、Appleはコメントを控えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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