キヤノンは9月16日、コンパクトデジタルカメラの新製品として、高級コンパクトカメラ「PowerShot G7 X」と、超広角から超望遠に対応した「PowerShot SX60 HS」を、10月3日より発売すると発表した。
PowerShot G7 Xは、プレミアムコンパクトカメラ Gシリーズに新たなラインアップとして加わる小型・軽量の高画質モデルで、PowerShot SX60 HSは、2012年9月に発売した「PowerShot SX50 HS」の後継機となる。
PowerShot G7 Xは、24-100mm相当、F1.8-F2.8の大口径レンズと、1.0型の大型CMOSセンサを搭載し、小型ながらも高画質を実現したという。さらに、約0.14秒の高速AFや、最速約6.5枚/秒の高速連写機能を備えるハイエンドモデルだ。
超広角から超望遠に対応した21~1365mm相当、F3.4-F6.5の光学65倍ズームレンズを搭載。さらに、持ちやすいグリップとレンズシフト式手ブレ補正機能により、高倍率時でも手ブレを抑えて安定した撮影ができるとしている。
同日、APS-CサイズCMOSセンサ搭載のフラッグシップ機「EOS 7D Mark II」を11月上旬に発売することも発表している。
キヤノンでは、成長が期待できるカテゴリとして、レンズ交換式カメラのほか、高級モデル(対前年比117%)と高倍率モデル(対前年比118%)を見込む。近年コンパクトカメラ市場では、大型センサや高倍率レンズを搭載した製品など、付加価値の高い製品が注目を集めている。
キヤノンでは、ハイエンド機となるGシリーズのラインアップ強化に向け、製品の開発を進めていることを発表した。まだ詳細は話せないとしているが、大型センサ+高倍率ズームレンズを搭載したハイエンドモデルになる見込み。
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