米連邦取引委員会(FTC)は米国時間9月4日、Googleのモバイルアプリストアで提供されているアプリにおいて、子供が保護者の知らないうちに利用したアプリ内購入をめぐる問題で、Googleが和解のため消費者に対して1900万ドルを支払うことに同意したと発表した。
FTCは、世界で最も利用者の多いモバイルOS「Android」を搭載した端末で子供がアプリ内購入を利用した際に保護者の許可を得ず、「Google Play」のアカウント保有者に不当な請求をしたとしている。
多くのゲームでは、プレイヤーがゲームを有利に進めるために、実際の通貨で仮想アイテムを購入できる。FTCによると、Google Playでは99セントから200ドルまでの購入が可能だという。また、同委員会は、アカウント保有者の「明示的なインフォームドコンセント」を得ないと購入できないようにするために、請求方法を変更することにGoogleが同意したと述べた。
The Washington Postによると、Googleは、アプリ内課金を利用したすべてのAndroidユーザーに対して、返金を受ける方法を通知すると述べているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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