[ウェブサービスレビュー]簡単&低コスト、自宅でできる証明写真「IDphotoGenerator」

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内容:「IDphotoGenerator」は、手持ちの写真を利用し、証明写真を自作できるウェブサービスだ。わざわざ証明写真を撮りに出向かなくとも、手持ちの写真とプリンタで、既定のサイズに合致した証明写真を無料で作成できる。
  • 「IDphotoGenerator」トップページ。コンセプトや使い方についての説明が充実しているほか、英語版もある。利用するにはまず「作成」をクリック

 「IDphotoGenerator」は、手持ちの写真を利用し、証明写真を自作できるウェブサービスだ。わざわざ証明写真を撮りに出向かなくとも、手持ちの写真とプリンタで、既定のサイズに合致した証明写真を無料で作成できる。

 まずは適当な写真を用意し、手順に従ってアップロード。ファイル形式はJPGのみ、ファイルサイズは5Mバイト以下だ。色の補正やレタッチなどの機能は用意されていないので、必要に応じて修正してからアップロードするとよい。

 アップロードが完了するとプレビューが表示されるので、画像の向きを正しい方向に回転させたのち、利用目的を選択する。プリセットされているのは履歴書サイズ(40×30mm)、パスポートサイズ(45×35mm)の2種類で、それ以外はカスタムサイズとして手入力ができる。ちなみにTOEICや運転免許証など、その他の証明写真のサイズや作成方法は、それぞれ解説ページが設けられているなど至れりつくせりだ。

  • ファイルを選択しアップロードする。形式はJPGのみ、サイズは5Mバイト以下

  • 写真のプレビューが表示されるので、正しい方向に回転させたのち、履歴書やパスポートといった利用目的をクリックすることで適切なサイズが選択される。今回は履歴書を選択

  • 利用目的に合った比率でトリミング枠が表示されるのでドラッグしてサイズと位置を調整する。「領域を決定する」ボタンを押せばトリミングが実行される

 サイズを選択すると、次にトリミングするための画面が表示される。定型サイズに応じた縦横比率でトリミング枠が表示されるので、ドラッグして必要範囲を選択し、証明写真として利用する領域を決定すれば作業完了。L版サイズいっぱいに証明写真が並んだ印刷データがダウンロードできるようになるので、あとは指定のサイズでプリントすれば証明写真として利用できる。

 本サービスがあれば、手持ちの写真から証明写真をすばやく作成できるため、わざわざ写真を撮るために外出する必要もなくなるほか、コストを掛けずに多くの枚数をプリントできるので、大量の証明写真を必要とする場合などにもぴったりだ。フォーマルな書類については証明写真以外の写真を禁じている場合もあるので留意する必要はあるが、昨今の家庭用プリンタと光沢用紙の組み合わせであれば、ほとんどの場合は一般的な証明写真とかわらぬクオリティが得られるだろう。コストを極力掛けたくない人におすすめできるサービスだ。

  • クリックしてダウンロードすれば完了。データは10時間で削除されるが、ダウンロード後すぐに削除したければ「ファイルを削除して終了」をクリックするとよい

  • 完成したデータはL版サイズに合わせて割り付けられているので、あとは手持ちのプリンタで印刷すればよい

  • 印刷完了。光沢紙を使用すると本格的な仕上がりになる。あとは切り抜いて使うだけ

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