パナソニックは9月4日、オーディオ専用ブランドとして2010年まで使用していた「Technics(テクニクス)」を復活すると発表した。12月に欧州市場向けにオーディオシステムを導入し、順次グローバル展開していく。
Technicsは、1965年から2010年にかけてオーディオブランド名として使用。密閉型2ウェイ2ユニットスピーカーシステム「Technics 1」を1965年に発売し、以降コントロールアンプ、パワーアンプやCDプレーヤーなど、高級オーディオ製品を市場に投入してきた。
1990年代以降はアナログレコードプレーヤーブランドとして人気を博し、DJ機器としても長く親しまれた。しかし2008年に発売された「SL-1200MK6」から新製品は発売されておらず、SL-1200MK6が2010年に生産終了になるとともにTechnicsブランドにも終止符が打たれた。
パナソニックでは、昨今のハイレゾ音源人気などを受け、Technicsブランドの復活を発表。第1弾としてハイファイオーディオシステム「Reference Class R1 Series」、「Premium Class C700 Series」を欧州市場向けに投入する。
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