Appleは米国時間9月1日、同社の「iCloud」サービスのセキュリティー脆弱性が、女優のJennifer Lawrenceさんなどを含む著名人のプライベートなヌード画像が複数流失した問題の原因であったかについて、「積極的に調査している」と述べた。
Appleの広報担当者Natalie Kerris氏は、Re/codeに対し「われわれは、ユーザーのプライバシーを非常に重視しており、今回の報道について積極的に調査している」と述べた。米CNETはAppleにコメントを求めているが得られていない。
大量の際どい画像(一部は本物されているが、別の一部は偽物とされている)はまず1日に、画像ベースの匿名掲示板4chan上に出現した。画像は、Lawrenceさんのほか、モデルのKate Uptonさん、歌手のAriana Grandeさんなど著名人のiCloudアカウントから取得されたものとされており、ソーシャルメディアを通してインターネット中にそれ以降拡散されている。
Githubによると、同オンラインストレージサービスの「Find My iPhone」機能の脆弱性によって、複数回にわたって立て続けに正しいアカウントパスワードを推測しようとする総当たり攻撃が可能になったという。Appleは脆弱性を修正したと、Githubは報告している。
しかし、一部の画像は異なる端末から取得されたと見られており、長期にわたり蓄積された可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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