Teslaが同社の電気自動車「Model S」について、大幅なファームウェアアップデートをまもなく発表するといううわさが流れている。それによりユーザーは、Appleの「iPhone」を使って車のエンジンをかけられるようになるという。
技術ニュースサイト9to5Macは、「OS 6.0」のアップデート版とされる画像を入手した。それによると、改良版のこのファームウェアには、iPhoneを使って「車のエンジンを(ユーザーがキーフォブを忘れた場合に)かけられる機能」が組み込まれているとの記述があるのが分かる。
このシステムがどのような仕組みになっているのかは不明だが、9to5Macは、「iPhone 5s」の「Touch ID」ロック解除機能か、Appleの次期モバイルソフトウェア「iOS 8」に搭載される何らかの機能を使う可能性があると推測している。
Teslaの最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏は2014年に入り、Appleの幹部陣と会談した。当初、この会議についてはTesla買収の可能性との関連がうわさされたが、後にそうした憶測は否定された。だが同時に、この会議はAppleのiOSソフトウェア技術をTeslaの自動車に統合することが目的だとする見方もあった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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