Googleは米国時間8月21日、同社のAndroid版「Voice Search」アプリをアップデートし、一度に複数の言語に対応できるようにした。Voice Searchは、ユーザーが検索クエリを入力する代わりに声に出して検索できるようにするもの。今回のアップデートより、複数の言語を知っているユーザーは、同アプリ上で設定を変更することなく、音声検索中に言語を切り替えることができる。
新たな機能は、一度に最大5つの言語を理解することができるが、ユーザーは同アプリを使用する前に各言語をあらかじめ設定しておく必要がある。難点として、今のところはセンテンスごとに1言語しか使えないことだ。アプリに検索結果を読み上げてもらえるかどうかは、ユーザーがどの言語を話しているかによる。Googleは、今後も言語サポートを徐々に拡充する予定だと述べている。
今回の動きは、自社製品を一層利用しやすいものにするための、Googleの最近の取り組みに沿ったものだ。同社は8月に入り、「Gmail」を拡張し、世界中のより多くの言語をサポートしたことを発表した。Gmailは今後、漢字やデバナガリ(インド諸語に使われる文字)が使われたメールアドレスを認識できるようになる。また、「é」や「ó」などのアクセント付きラテン文字を使ったアドレスも認識する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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