ヤマハ、ハイクラスAVアンプ「AVENTAGE」にDolby Atmos対応の新モデル

 ヤマハは8月20日、AVアンプのハイエンドモデル「AVENTAGE(アベンタージュ)」シリーズに、9.2chモデルの「RX-A3040/A2040」を追加したと発表した。4K/60p対応HDMI端子やWi-Fiを備えるほか、「Dolby Atmos」にも対応する。A3040が9月下旬発売で税別価格が25万円、A2040が9月中旬発売で税別価格が18万円になる。

  • 「RX-A3040」

 AVENTAGEは、2011年に登場したハイクラスなAVアンプのシリーズ。全製品5年の長期保証制度を採用している。

 いずれも、左右対称レイアウトのフルディスクリート構成9chハイパワーアンプ、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトなど、AVENTAGE基準の高音質設計を採用。D/AコンバータはESS製で、A3040には「ES9016」と「ES9006」を各1基、A2040には「ES9006」を2基搭載する。

  • 「RX-A2040」

 ファームウェアのアップデートより、ドルビーラボラトリーズ開発の最新シネマサウンド技術「Dolby Atmos」にも対応。フロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」に加え、Dolby Atmos再生用に考案された「Dolby Enabledスピーカー」と、スピーカの設置パターンを複数用意しているという。

 A3040のみ、外部アンプ併用で最大11.2chまでの拡張に対応する「シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)」を搭載し、立体音場を楽しめる。

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