オンキヨーは6月23日、現在開発中のAVアンプ上位モデルに、ドルビーの新音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を搭載すると発表した。頭上まで含め、全方位から押し寄せてくるサラウンドを家庭でも実現する。
Dolby Atmosは、現在映画館などで採用されている最新音響設備。左右と後方、天井にスピーカを取り付けることで、立体的な音響を再現できる。
オンキヨーでは、開発中の「TX-NR1030/3030」にDolby Atmosを搭載する予定。32bitのDSPをデュアル搭載し、従来の5.1/7.1/9.1chなどのシアターシステムに、天井へ1組または2組のスピーカを設置すれば、Dolby Atmosが再現できるとしている。また、天井にスピーカを設置しなくてもDolby Atmosのサウンドが楽しめるイネイブルド・スピーカの発売も予定している。
TX-NR1030/3030の詳細については、後日正式に発表するとのこと。9月にはすでに発売しているエントリークラスのAVアンプ「TX-NR636/ 838」へもDolby Atmosのアップデート対応を実施する。
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