匿名を希望する筆者の複数の情報筋によると、Microsoftが「Windows」次期バージョン「Threshold」のテクニカルプレビュー版を、9月下旬または10月初旬にリリースする予定だという。
また情報筋らによると、テクニカルプレビュー版をインストールするユーザーは、その後リリースされる月次アップデートを自動的に適用することに同意する必要があるという。これは、「サービサビリティ」という側面におけるMicrosoftの方向性を示す動きといえる。
ThresholdはWindowsの次期メジャーリリース版で、2015年春のリリース時には「Windows 9」と名付けられると予測される。Thresholdには、タッチ画面を搭載しない端末や、タッチ操作に加えてマウスやキーボードを使用するユーザーに対して、Windowsの使用性を引き続き改善することを目指す多数の新機能が搭載される見込みだ。
これまでにリークされた新機能としては、新しい「ミニ版」の「Start Menu」、デスクトップ上のウィンドウ内で実行可能な「Metro」スタイルアプリケーション、仮想デスクトップ、「Windows 8」の一環として導入された「Charms」バーの削除がある。「Cortana」の統合もWindows Thresholdで実現される可能性がある。
MicrosoftのOSチームは最近、これまでよりも短い周期でリリースする体制をとっているため、Microsoftが社外に公開する予定のThresholdビルドのリリース間隔が5~6カ月も空くはずはないと筆者は考える。
筆者はこれまでに、MicrosoftがThresholdのパブリックプレビュー版を、2014年末までにすべてのユーザーに公開する予定だという情報を入手している。その時期にパブリックコンシューマープレビュー版を公開する計画がまだ生きているのか、それともこの「テクニカルプレビュー版」がRTM(製造工程リリース)版の前にリリースされる唯一の「プレビュー版」になるのかはわからない。
過去にWindowsに関する正確な情報を提供してくれたことのある筆者のある情報筋はこのほど、Thresholdのテクニカルプレビュー版が、関心のあるすべてのユーザーに公開および提供される予定だと伝えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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