Amazonは米国時間8月13日、新しいモバイルカードリーダーを発表した。決済サービスへの取り組みをさらに強化し、SquareやeBay傘下のPayPalなどに対抗する意向だ。
「Local Register」と名付けられた今回の新しいサービスにより、事業者は、リーダーとモバイルアプリをインストールした携帯端末を使用して、クレジットカードやデビットカードによる決済を処理することができるようになる。
Local Registerは、カードリーダーとモバイルアプリで構成される。カードリーダーは13日にAmazon.comで提供開始され、2日後配送が無料で適用される。モバイルアプリは、「Amazon Appstore」、Appleの「App Store」、「Google Play」で提供されている。19日からは、 Staplesの店舗でもカードリーダーの販売が開始される予定。カードリーダーの価格は10ドルだが、利用者は手数料の最初の10ドル分がアカウントに返金される予定で、カードリーダーの費用を回収できるようになっている。
今回のLocal Registerの発表の数週間前には、Amazonがカードリーダーに取り組んでいることを示すStaplesの社内文書が明らかになっていた。
10月31日までにLocal Registerに登録したユーザーには、2016年1月1日まで一回のカード決済につき1.75%の特別手数料が適用される。2016年1月1日以降に登録した場合に適用される手数料は2.5%となる予定。ちなみに「PayPal Here」の手数料は一回のカード決済につき2.7%で、Squareは2.75%。SquareとPayPal Hereのカードリーダーはともに無料で提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス