8月12日に介護領域における新事業を発表したグリーは13日、子会社であるスマートシッターを通じ、家庭と保育者をつなぐ居宅訪問型保育の支援サービス「スマートシッター」を正式に開始した。PCやスマートフォン、タブレットで利用できる。6月27日よりクローズドβ版を提供していた。
スマートシッターでは、家庭と保育者を顔が見える形でつなぎ、安心して託児依頼ができる仕組みを提供。家庭と保育者のマッチング、託児依頼・予約管理、利用料の請求・支払代行などを行う。
保育者に対し、本人確認の後に面談、研修受講を必須としている。ウェブサイトで保育者の詳細な情報を公開し、家庭側が子どもの性格や年齢、その他の条件に合う人材を選べるようにする。保育利用料や勤務時間は保育者側が設定する。なお同サービス利用者を対象とした特別保険を、東京海上日動火災保険が提供する。
家庭側のサービス登録料は無料で、依頼する保育者や利用時間に応じて保育利用料がかかる。保育者側は月額登録料500円のほか、手数料として保育利用料の25%を運営に支払う。
内閣府の調査によれば、保育の資格、経験を持ちながら保育士として就労していない潜在保育士が、全国に約60万人いるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」