サムスンに部品を供給する韓国のあるサプライヤーによると、サムスンはモバイルデバイスに3面ディスプレイを搭載し、用途の可能性を探るテストを既に開始しているという。
このテクノロジは、かなり前からうわさになっていたが、2014年中にそうしたデバイスの生産が開始される可能性があると複数の情報筋が主張したことを考えると、ようやく順調に動き出したようだ。
サムスンのWireless Business Divisionのエグゼクティブマネージャーを務めるKim Hyeon Jun氏が同社第2四半期決算発表の電話会議で予告したのは、この3面ディスプレイ搭載携帯電話だったのかもしれない。
「具体的なことは話せないが、われわれは革新的な大画面を備えたフラッグシップモデルの発表を予定している。これは、最先端の素材を利用する魅力的な携帯電話だ」(Jun氏)
しかし、大規模生産の開始はかなり先になるかもしれない。3面ディスプレイはプラスチック基板を利用する。一部報道によると、プラスチック基板は量が限られている上に、加工が難しいという。たとえ2014年中にリリースされたとしても、韓国のユーザーだけが対象になる可能性が非常に高い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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