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アマゾン初のスマートフォン「Fire Phone」レビュー(後編)--アプリや機能、性能など - (page 3)

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2014年08月07日 07時30分
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性能:通信速度とバッテリ持続時間

 筆者がサンフランシスコでAT&Tのネットワークを使って、Speedtest.netアプリで4G LTEの速度を計測した際には、ダウンロードが38~40Mbps、アップロードが11~19Mbpsという、驚異的なスピードが出た。実用テストでは他のスマートフォンと同じ範囲に落ち着き、米CNETのモバイルアプリをダウンロードするのに約10秒、モバイルウェブサイトの読み込みに約5秒、デスクトップサイトの読み込みに約13秒かかった。

Fire Phoneは速度診断とベンチマークテストでは好成績を収めた。
Fire Phoneは速度診断とベンチマークテストでは好成績を収めた。
提供:Jessica Dolcourt/CNETによるスクリーンショット

 残念ながら、Fire Phoneの処理能力はそれほど高くはない。PassMarkの診断テストでは、サムスンの「GALAXY S5」が4355のスコアを記録したのに対し(S5には「Snapdragon 801」チップセットが搭載されている)、Fire Phoneは3642だった。実際に使ってみたところでは、一部の動作の遅れが目に付いた。例えば、起動に38秒かかることや(標準は25秒)、カメラの起動に最大5秒かかることなどだ(多くの場合、2.5秒~3秒)。

 またFire Phoneは操作中に処理がまごつくことがあり、特にロック画面の読み込み時に起こることが多かった。画面で左右に指を動かしラグをチェックするテストでも、タッチ操作へのレスポンスにばらつきがあった。Silkブラウザは、筆者が使っている間に1、2度クラッシュした。そういうことは時々起こるものであり、これだけでこのデバイスを糾弾するつもりはないが、これは何らかのパフォーマンス上の問題が起こっていることを示している。また、「To-Fu Fury」などのゲームで、「Dynamic Perspective」の動作に遅れが出ているのに気づいた。一方、カメラの撮影間隔など、他の処理は高速だった。

Amazon Fire Phone性能テスト

米CNETモバイルアプリのインストール(5Mバイト)10.4秒
米CNETモバイルアプリの読み込み3.8秒
米CNETモバイルサイト読み込み5.3秒
米CNETデスクトップサイト読み込み12.5秒
ロックスクリーン表示までの起動38.2秒
カメラ起動5.3秒
カメラの撮影間隔1.5秒
オートフォーカス時は長くなる
フラッシュ無し
連続撮影モードあり

 発熱に関して言えば、このスマートフォンはかなり高温になる。後ろポケットに入れるとそのことがよくわかる。 やけどしそうに熱いスマートフォンを持っていると、特に耳に当てているときには神経質になるが、筆者のように四六時中常に使うのでなければ、それほど高温になることはないだろう。

 ついでながら、このスマートフォンが2400mAhのバッテリを持っていることを考えると、バッテリ持続時間は短い方だ。公平を期すために書いておくが、筆者はテスト期間中にかなりこのスマートフォンを酷使していたため、電池の減りが早くても驚くことはなかった。これは毎日必ず充電する必要があるタイプのスマートフォンであり、それなりの量の音楽や動画をストリーミングする人であれば、電池の消費量はかなりのものになるはずだ。

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