先週末、次期「iPad」の背面シェルとされる写真が中国のサイトWeiboに掲載された。その写真を見ると、世界を揺るがすような革新はないが、全体的な設計にいくつかの修正が施されていることが分かる。
かつてタブレット界の王者だったAppleは、市場シェアを徐々に失っている。IDCが7月に発表した調査報告書によると、iPadの第2四半期における世界市場シェアは27%で、前年同期の33%から縮小したという。Appleは依然、世界で最も大きな市場シェアを誇るタブレットベンダーだ。同社は前四半期、1330万台のタブレットを出荷し、他社をリードしている。しかし、Appleは次期iPadを十分な革新性と魅力を持つ製品に仕上げて、顧客をより安価なライバル製品を選ばないよう納得させる必要がある。
Weiboに投稿された写真から確認できる変更点を紹介すると、次期iPadでは、スピーカーホールのサイズが大きくなっており、配置が現行「iPad Air」の2列から1列に変わっている。背面マイクの位置が「iSight」カメラに近づいている。
音量コントロールはシェルからの突出が抑えられているようだ。AppleInsiderが指摘しているように、写真のシェルには、現行iPadに設けられている消音/回転ロックトグルスイッチ用のスペースがなく、針で突いたような穴が1つあるだけだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」